思いやり｜インターナショナルマッチングパーティー

「レディーファースト」。女性に譲ったり、女性のためになにかをしたりすることを外国人の男性はマナーとして育ってきています。
日本人男性はそれを女性に対する「思いやり」として行っているのではないでしょうか。
「思いやり」ひとつとっても外国人男性との考え方の違いがあります。
しかし、「相手を理解しようとする気持ち」「相手が喜ぶ顔が見たいと思う気持ち」である「思いやり」は日本人と外国人の恋愛でも同じものです。

日本人は「思いやり」の一つとして、その場の空気をよんで「察する」ことを美徳としています。
言葉を発する前にその相手が何を求めているのかを察して、相手のために応じる、そんな日本人を素晴らしいと評価している外国人の方も多数いらっしゃいます。
しかし、外国人の大多数は空気をよんで「察する」ということができません。
日本人的なニュアンスで「手伝ってほしい」というようなことを相手に伝えても、ストレートに「手伝って」と伝えないと相手は動いてくれません。
相手が何かをしてほしいということに気づいても相手が「してほしい」と言わない限りは動かないですし、自発的に手伝う場合は、相手に対して「あなたがこうして欲しそうだから、こうしようと思うけど、こういう行動をとっても構わないか」を確認します。
尽くしてしまう日本人女性にはわかりにくい感覚でしょうし、いちいち確認しなくても手伝ってほしいと感じるでしょうけれど、これが多くの外国人男性の相手を思いやる気遣いになるのです。

相手に何かを手伝って欲しいと言われた時にできない場合、日本人はやんわりと婉曲に表現して断りますが、外国人の場合ははっきりと「No!」と言います。これは「イヤ」という意味ではなく、「自分にはできない」ということをストレートに表して、相手に他の方法を促す思いやりです。
日本人女性のように曖昧に答えて相手に期待を持たせてしまうと次に進めずに外国人の男性はイライラしてしまう可能性があります。
お付き合いする上でも大切なことで、つきあい始めのカップルほどできないこと、嫌なことはハッキリと「No」ということが大切です。

恋愛において「相手の喜ぶ顔が見たい」と思って行動する「思いやり」は万国共通です。
日本人は奥ゆかしさを美徳とするので、相手が気づくか気づかないかギリギリのところで好意を示しますよね。
しかし外国人男性にはそれは通じません。「彼のために何かをした」ということが相手に伝わるようにあからさまに好意を示す行動をとりましょう。
婚活パーティーで彼の好きなものが分かったら、それをデートに持参したり、好きなアーティストがわかったらライブに誘ったり。
その行動の中であなたの何らかの思いやりがこもっていたら、はじめてあなたの好意が相手に伝わるでしょう。
ストレートにアタックするのが外国人男性との交際を発展させるポイントです。

思いやりひとつでも文化の違いがあるので、外国人男性を理解するのは日々新しい発見や刺激の連続となるでしょう。
それを受け入れられる気持ちのおおらかさも思いやりといえるのではないでしょうか。
相手の国の文化やマナーの違いを知ることが思いやりにつながり、そのあなたの思いやりが外国人男性の心を射止めて国際結婚につながるポイントとなるのです。